梁と柱の造作
梁は、唐津の七山産の杉材です唐津木材市場から私が直接仕入れてきました。その他に大黒柱や桁等、構造材としての適材適所を考えながらいろんな材料を選んできました。
梁と柱が接続する所の作業ですが、丸い形に型取りを行ない柱の方を作っていきます。梁が丸くなっているからわざわざ柱を丸く作らなくても 普通の ほぞ先 (凸) でも大丈夫なんですが、
少しでも強くて頑丈な長もちする家を造りたいため昔からのやり方で時間を掛けて作っていきます。(木を丸く作る時には、丸のみと言われる右上の道具を使用します。)
よきとちょうなで梁を造ります。
よき(手前2本の斧)とちょうな(奥の2本)を使い梁を造って行きます。まず始めに行うのが皮むきです。綺麗にむいておかないとシロアリが食べたり虫の繁殖場所に変わってしまうから要注意です。 次に、梁の墨付け作業が終れば、・・・・・ちょうなでコツコツと、束柱が載ることになる座(平らな部分にすること)を造りますが、熟練された大工との差が出やすい巧の技の1つです。
大黒柱と縁桁(杉の磨き丸太)や佐賀県産材の杉
近くの山の木で家を建てる・木の家!
私たちが建てている家は、主に佐賀県産材の杉や桧を使うようにしています。
墨付けから切り込み(刻み)まで「気持ち」の入った家造りを心がけています。
そして丸太のままで建てた大黒柱とちょうな(斧に似た道具)による化粧の梁など今は少なくなった職人がつくる木の家
のこだわりを見ることができるのです。そして、柱など山の木を自分で選びたいと言われる方には大黒柱伐採ツアー!を計画しました。
スジカイ不要の壁!鴨居兼用の中貫造作!
大工の技を伝える家づくり! 佐賀県唐津の工務店・松本建設
左の材料を丸太の状態から製材をし取付けるまでの仕事を紹介していきますが、
? 大きい壁に、スジカイが入っていないようですが ?? 大丈夫なのか ・・・心配です。
唐津の進藤木材さんに行ってみるか。
大黒柱の切込み(手刻み)!・・・・・木組み・・・・・
大工の技を伝える家づくり! 佐賀県唐津の工務店・松本建設

福岡県星野村の杉材の磨き丸太専門店、白坂木材から取寄せた磨き丸太です。実を言うと星野村の白坂木材さんへ訪問して磨き丸太の出来上がるまでの作業工程や山の中へ入りこの柱の立ち姿などを、見学に訪れたいのです。なかなかタイミングが会わなく、近い内に紹介できるよう頑張ってみるつもりですが・・・計画中?。写っている磨き丸太、大きい所で直径が50センチもあり、長さは、9メートルあり松本建設では、大黒柱として使用します。10数年前頃までは、唐津市の大工さん・工務店さんなど好く縁桁に使ったものです。また、根株と言われる木の根元にあたる凸凹している所を好んで使用していました。
大黒柱に梁を取付けて行く、木組み(指合わせ)の手順を紹介して行きます。
墨付けから切込み(手刻み)!
大工の技を伝える家づくり・・・その1・・・佐賀県唐津の工務店・松本建設
家づくりの仕事初めとして大工さんによる墨付けの作業が、始まります。
蟻継ぎ・腰掛け蟻継ぎ・追掛け大栓継ぎ・金輪継ぎ・台持ち継ぎなど使う場所・材質によって、色々と違う所を紹介します。
込み栓⇒樋柱と構造材(梁)の仕口づくり。・・・・・木組み・・・・・
大工の技を伝える家づくり・・・その2・・・佐賀県唐津の工務店・松本建設
柱は、樋柱です。
樋柱の上部分に穴を掘っています。
そこに、横から構造材(2階の床材・梁)を取付けますが、
樋柱と梁の仕口づくり等を紹介したいと思います。
金輪継ぎ+しゃち栓打ちの継手づくり。・・・・・木組み・・・・・
大工の技を伝える家づくり・・・その3・・・佐賀県唐津の工務店・松本建設
木組みの継手の種類には、胴付(どうづき)・合欠き(あいかぎ)・追掛け継ぎ・金輪継ぎ・台持ち継ぎ・竿継ぎ・蟻継ぎ・そぎ継ぎなど沢山ありますが、
上からの荷重が加わった時の曲がる力や引っ張る力に1番耐えられる継ぎ手の1つが、金輪継ぎ+しゃち栓打ちの継手だと思っています。
そして、2つの材料を継いだ所も1本の材料に見えるように、美しく仕上がるのです。
かぶと蟻・・・・・木組み・・・・・
大工の技を伝える家づくり・・・その4・・・佐賀県唐津の工務店・松本建設
棟上当日の写真です。
桁の上からまつ材の梁が接続される所です。
やっかいなことに大工さんの腕がためされる
大切なポイントの1つとなります。
大工のこだわり!手づくりの小物
床の間の違い棚の間に使う1寸角(33ミリ角)の縦の木
えび束といい、ケヤキの材料を使い、中に丸い玉を、彫っています。
この玉は、上と下に動かすことができますが、ある1点
の所にくれば、動かなくなるようになっています。
その時の止まった状態での写真です。
大工の技を伝える墨さし作り!
12月30日は、松本建設恒例の墨さし作り
材木の墨付けに使う すみさし=えんぴつは、竹を割って作って行きますが、松本建設では、すす竹を使うようにしています。このすす竹も残りが少なくなって来ているので、築100年位の家屋の解体する現場から譲ってもらうしか方法はないのですから、探すのに一苦労です。囲炉裏やかまどの煙などで蒸された竹は色艶も良く、えんぴつとしての耐久性に優れています。もうそ竹は、そこらへんに沢山ありますが、すす竹で作らないと面白く無いんですよね・・・と、自己満足。


